百年日記帖

ukiyo girlというバンドの人の非商業的な日々 目指せ百年

なんとなくあぶない

11月〜12月9日

 エスカレーターに乗っているとき、後ろにいた親子の会話が聞こえる。

「今日、楽しかった?」

「楽しかった。汗かいてるのが楽しかった証拠だよ」

 自分は楽しいとき、汗をかいていたかなと、ふと思う。

 

 ブルゾンちえみの「35億」の中に自分が含まれている、ということを思う。

 

 iPhoneを買い替える。左手にしっかりと握ったまま、右手の人差し指で慎重に操作していたら「ババアかよ!」と言われる。

 

 キャラメルを適切なタイミングで口に放り、適切なタイミングで食べ切ることができない。封を開けたあと、一つ口に含んだあとポケットにしまったままくしゃくしゃになるか、バカみたいに一気に食べてしまい空になるかの両極端である。ならば、意識的に適切なタイミングで食べようと思いキャラメルを一箱買う。適切なタイミングを考えすぎてしまい、食べられなくなる。

 

 常に小脇に「ゼクシィ」の最新号を抱えていたらおもしろいかな、と思ったが全然おもしろくないし意味がわからないのでやめる。

 

 渋谷にてライブを行う。褒められてうれしかった。

 

 ブルゾンちえみがチルゾンぶえみだったら売れてなかったのかな、とふと思う。

 

 剣道を少しだけやっていたとき、「左足は地面につけず紙一枚分だけ浮かす」と教わり「いや、そういうの言いたいだけやん」と思いながらも一生懸命、紙一枚分浮かそうとしていたのを思い出す。できていたのかできていたのかわからなかったが、ずっと弱かった。

 

 「ひみつ道具を一つだけもらえるとしたらなににする、って話題のときに、もしもボックスとかスペアポケットって言うことがカウンターだと思ってる男とは付き合わないほうがいいらしいよ」

 「ふ~ん」

 

 やさしい人に「誰かと会うってなったとき、大体前日とかに行動とか会話や、それに対する相手のリアクションの感じを頭の中で想像して、当日その通りに動いたり喋ったりしている自分がいて嫌になるときがある」というようなことを話したら「でも、それって将棋とか向いてるんじゃない?先手が読めるってことだし」と返され、めちゃくちゃやさしい、と思った。その返答は想像できていなかった。

 

 ギャルが「ジャポニカ学習帳」を買っているのを見た。

 

 池袋駅前に色とりどりのヒーロー戦隊が三組、こちらへ向かって手を振っている。今日もこの街は、安全。

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