百年日記帖

ukiyo girlというバンドの人の非商業的な日々 目指せ百年

よかった曲

ムラオキくんに教えてもらったHoopsのDave Ostermanによるソロ。2分足らずの尺にパツパツのシンセ・ファンクが詰め込まれている。これを聞くとHoopsの特徴である、ウワモノがドリーミーなのにリズムが手数多くてキメがかなり効いてるという不思議な聞き心地…

髪を切ってくれる友達

たまに聞く「髪を切ってくれる友達」という存在にあこがれる。どこで目にしたのかは覚えていないが、たまに聞いたり見かけたりする「友達に髪を切ってもらう」という行為はずるい、と思う。「友達に髪を切ってもらう」ということが、まず「お洒落にそこまで…

なんとなくあぶない

11月〜12月9日 エスカレーターに乗っているとき、後ろにいた親子の会話が聞こえる。 「今日、楽しかった?」 「楽しかった。汗かいてるのが楽しかった証拠だよ」 自分は楽しいとき、汗をかいていたかなと、ふと思う。 ブルゾンちえみの「35億」の中に自分が…

まともがわからない

7月10日 魔 電車のなかでOL二人組の会話が耳に入る。 「魔ってさすよね~」 「あー、さすさす」 7月13日 ガリガリくん ガリガリくんを口にふくんだまま、仰向けになり、手を使わずに何分で食べられるか挑戦してみる。 結果、1時間27分33秒で食べ切る。 7月16…

菊池亜希子的な、なにか

こないだ出た、菊池亜希子の「好きよ、喫茶店」をぺらぺらめくっているうちに、ある人のことを思い出した。その人は、僕の三つ上で、大学を出た後に別の学校へ入って勉強をしている、小柄でショートカットの似合う女性だった。僕の働いていたドーナツ屋さん…

ぼくのステディ

恋人のことをステディと呼ぶアレ、どこかまぬけというか気が抜けているような気がして、いいなと思う。彼女とか、恋人とかよりも、ステディは日本人的な感覚として、敷居が低いような気がする。なぜなら、僕のような人間は、彼女のことを彼女と呼ぶことがで…

She calls me Girlie

海外の映画やドラマ、アニメなどを見ていると、その異文化というか生活のディテールにあこがれることがある。例えば、映画の登場人物が、よく深夜に家に帰ってご飯を食べるときに持ち帰る、チャイニーズ・テイクアウトボックス(縦長で上のフタが四方に開く…

クリーム・ソーダ

「クリームソーダって、氷とアイスの間についてるシャリシャリが一番おいしいね」 「わかる、あれだけ食べられたらいいのにね」 「ソフトクリームじゃなくて、丸くてかたいアイスじゃないとできないんだよね」 「でも、コメダ珈琲のソフトクリームがのったク…

ペパロニ・ピザ

月に一度くらいの頻度で、コストコというスーパーに行く。コストコというのは、アメリカ生まれの大型スーパーのことで、売られているものも、店内の雰囲気も、そのままアメリカにいるかのような、特徴的なお店だ。うちの家庭、特に僕と妹はアメリカに対する…

カート・コバーンのポスター

壁に貼られた、カート・コバーンのポスターが剥がれかけている。窓から吹き抜ける風に煽られ、隅に刺していた針が落ちたのだ。「あー、直さなきゃ」と思いながら、すでに数ヶ月が経った。直すのが面倒だったわけではない。毎日、毎日「あー、直さなきゃ」と…

夜とドーナツ

大学時代、ずっとドーナツ・ショップで働いていた。「ドーナツ・ショップ」って表記すれば村上春樹的な、あるいはアメリカの青春映画に出てきそうな、冴えないけどクールな主人公みたいなイメージがつくかなと思ってそうしてみたが、ただの”日本で一番有名な…

かなしみのレシート

レシートというものに、必要性を感じたことが、一度もない。例えば、経費の関係で領収書を切ったり、品物とお釣りなどのミスがないように、その証明書として発行されているのはわかるが、仮に十円、百円くらいのお釣りの貰い忘れがあっても、性格上、店員に…

江國香織と『薄荷糖の降るところ』

幼い頃、がらくたを集めるのが好きだった。がらくたというのは、”生きていく上で必要のないもの”だ。それはいったいどういったものかというと、例えば宝石の原石であったり、動植物の化石、遠い異国の砂漠の砂、ラムネの中に入っていたビー玉、小さな隕石の…

Committed To The Cause

自分の好きなもの、惹かれるものは、ほとんど、寒い場所で生まれている。例えば、シガーロスやビョーク、パスカルピノンを生んだのは、アイスランドのレイキャヴィクという街だ。ビクトル・エリセの『エル・スール』は、情熱的なイメージのあるスペインの中…

トーチソング

高校生の時、休み時間になるとよく美術室へ通っていた。教室にあまり居場所がなかったのと、美術の先生のことがとても好きだったからだ。その先生は、優しくて、親しみやすく、どこか遠い北欧の国から来たような、不思議な雰囲気と空気感をもった人だった。…

サンタクロースのゆくえ

気づけば、サンタクロースの存在を信じなくなっていた。齢二十二にもなるんだから、当たり前のことなのかもしれない。いつ頃から信じなくなったのか、どうして信じなくなったのかは覚えていない。だけど、僕は幼いころ、サンタクロースの存在を本気で信じて…

i'm lovin' it

マクドナルドが好きだ。マクドナルドとは、あのマクドナルドである。僕は今でも月に十回は食べるし、僕の学生生活は、マクドナルドに支えられていたと言っても過言ではない。 大学に入学したばかりの頃、元来の人見知りから、友達が一人もできず、昼食の時間…

西多摩の川谷絵音

少し前に髪を切りに行ったとき、美容師のお兄さんが僕の持っていたミツメのトートバッグを見て、物珍しそうな顔で話しかけてきた。 「バンドか何かのやつですか?」 「そうです、ミツメっていうバンドで」 「どんなバンドですか?」 「うーん......スピッツ…